家庭菜園とは!?
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家庭菜園で、どうしても気になるのが、
害虫。
阻止できる被害をご案内します。
先鋭の部下達を仕込みます。
聞いたことがあるかもしれません。
益虫って奴らです
!!テントウムシ!!
主にアブラムシを捕食します。お散歩に行く時には、虫かごをぶら下げて、集めてきましょう(笑)
!!アシナガバチ!!
このコは、虫かごにいれて持ち歩くのは勇気がいりますが、、、
主に青虫類を補食します。さっと丸めて青虫を持ち帰る姿は、拍手ものです。
!!げじ!!
見た目は悪いですが、実はものすごいハンターです。
小さなクモから、ゴキの子供まで、あの数百本ある足でわしっと抱え込み、食べます
!!かまきり!!
ご存じ、蝶や蛾を捕食します。
作物を、穴だらけにしてしまう青虫の親を待ち構えて捕食します。これも拍手ものですね
それから、よく切れるはさみを持ったあなたの手も
とても勇敢に働きます。
長めのはさみで、”ちょっきん”しましょう。
益虫については
十分な生息環境が必要です。
土の上に、一本、ひょっこりと生えたような植物には
益虫が宿りません。
なぜか?
益虫は、他の昆虫同様に、「食うか食われるか」の世界に居ます。外敵に丸見えでは、落ち着いて食事できないからです。
隣接したコロニーが必要です。
作物の隣に、ちょっとした茂みを作りましょう。
こういうのがいいです。
写真はヘアリーベッチというマメ科の植物です。
この中なら、あんしん♪
緑肥・景観作物 250~300平米分 秋・春まき[タネ]ヘアリーベッチ まめっこ 1kg入り |
いよいよ
植え付けの時がきました。(苗を植える人はこちら→リンク)
もう、ここまでくれば、だいたいの作業は、抵抗なく進められるのではないでしょうか。
要点に絞ってお伝えしていきます。
種を植えるときの注意です。
◆温度環境
暖かい環境が好きなタイプと、低温環境で発芽しやすいものとがあります
◆種の形状
種養分の量と土質
豆科のように、いかにも養分がたっぷりとしている種は、発芽に養分は不要です。
ごまつぶのような種は、発芽してから、ある程度の養分必要です。
◆向き
豆科の種は自重が重いので、発芽がスムーズにできるよう、すじを横にします。(立てない)
よくある失敗は、
・水を切らした
・水が多く根腐れした
・温度が適さず、発芽しなかった
・土の養分が発酵してしまい、種が腐った
腐る失敗がとても多いものです。
大きい種は腐らないように注意!
ですね。
いよいよ
植え付けの時がきました。(種まきの人はこちら→リンク)
もう、ここまでくれば、だいたいの作業は、抵抗なく進められるのではないでしょうか。
要点に絞ってお伝えしていきます。
苗を植えるときの注意です。
温度環境
好高温・低温
基本的には、春先の安定温度下にて植え付ける事が望ましいのですが、
例外として、越冬させる目的の植物は、秋口の、寒さに乗る直前(非常にタイトな期間)に植え付ける銘柄もありますので、ご注意ください。
(白菜、エンドウ、空豆、麦等)
春先の植え付け(夏野菜)は、関東では、ゴールデンウィークがベストシーズンとされています。
基本的な事は、各種苗店などのHPをご確認ください
ここでは失敗しない為の注意点のみをお伝えします。
1、風
春は、必ずといっていいほど強風が吹きます。
つる性植物の幼芽は、風に吹かれると、クルクルッ、プチンとちぎれて飛んでいってしまいます。
瓜科の植物は要注意です。一度でも強風に当たると、必ずと言っていいほど、ちぎれます。
支柱または、地面に伏せたままUピンで固定します。
つる性以外の植物も、株が動き、新しい根がちぎられることで、発根が抑制されてしまいます(根の説明→リンク)。
キチンと支柱を。
2、温度
ぽかぽか暖かい日中に作業していると、「もう十分暖かい」という感覚になりますが、
一日中、外で過ごす植物にとっては、恐ろしく冷たい風に吹かれることもあります。
少しくらい厳しく・・・と言いたいところですが、言うことを聞いてくれないばかりか、
結果に時間がかかり、ぐずぐずしているうちに、夏が終わり、熟れることのない果実ばかりが実っている悲しい状況に陥ります。
熟れるまで時間のかかる西瓜、南瓜、霜に弱いトマト、茄子など、植え付け早々からのご機嫌取りのために保温が必要です。
ビニールでの保温となります
"基本の土"がすでに出来上がっていることと思います。
ふかふかの土を平らにならしてみると、いかにも畑らしい感じになっている事と思います。
わくわくしますね!
作付けを繰り返す事で土のカサも増えていきますので、
枕木で囲んだり、煉瓦で囲んだり、(レイズドベッドといいますが)
底上げする事で、植物がのびのび成長できるようになります。
今回は最低限ということで、ご案内しませんでしたが。。。
必要に応じてこちら→リンクをご確認ください。
さて、安く手に入る”ロープライス”資材の紹介です。
皆さんご存知
・米ぬか→農産物直売所・JAなどで入手できます。一袋200円~500円。効果ですが、このまますぐに効く肥料というわけではありません。他の資材と反応して、おもに麹菌のはたらきが、良質のアミノ酸となり、植物の生育を助けます。
同じく
・もみ殻→こちらもJAに問い合わせると近所のどこで配布しているか教えてくれます。生の籾殻は無料のところもあるようです。焼いたもみ殻くん炭は一袋600円~。生の籾殻は、土壌に酸素を含ませ、団粒構造になる働きかけをします。くん炭は、土壌の酸度を調整し、こちらも土壌の団粒構造を推進します。ちなみに、生の籾殻は、なかなか腐敗しないので、諸説によると、籾殻に溜まった水分が先に腐敗し、悪影響を与えることもあるとのこと。ホントに一部の方からの話ですが。。。
少し価格アップです。
・おから→お豆腐屋さんが近くにあるなら、分けてもらうことが可能でしょう。これも発酵することで良質のアミノ酸に変わります。スーパーで購入するなら賞味期限が近くなった半額ものを狙うべきでしょう。。
これは便利です。
・生ゴミ→植物性の残渣は、堆肥化が早く、おすすめです。ホームセンターで販売しているバケツ(コンポストといいますが)ゴミ処理機ですが、自治体からの購入補助があるものがあります。市のHPで確認を。水分を多く含むため、堆肥化は早いです。コーヒーかすを入れればナメクジ避けに、卵の殻を入れれば、カルシウム追加に。みんな自然に帰って頂きましょう。
ホームセンターのものより質は落ちますが・・・
・堆肥→乗馬センター、酪農、TELして聞いてみてください。300㌔2000円とかで配布してくれます。しかし、完全熟成できていないものも多いので、しばらく畑で寝かす必要もありそうです。ご自分で袋詰めするときは、発酵が終わって匂いの少なくなっている部位を選んでいただくと良いと思います。
これも身近。
・落ち葉です→市民のもり、学校周辺など、どこにでもあります。しかし、最低半年をかけないと腐葉土化してくれませんので、長い目で見てあげてください。端材で1㎡以上の囲みを作り、落ち葉→菜種油かす→落ち葉→石灰→落ち葉→ぬか→・・・とミルフィーユ構造にして、適度に水をまき、踏み固めます。数ヶ月で体積が半減するので、上下ひっくり返すようにスコップで反転させます。
これらは、いわゆる生なので、
微生物を使って調理する事が前提です。
植え付け直前に、根元にかたまりで埋めるのはNGです。ガスで窒息し、熱で蒸れてしまいます。
3ヶ月後、成長したときに、やっと根が触れるだろう位置に埋めましょう。
組み合わせによっては、発酵香の強くなるものがありますので、
ご近所(くさい!苦情)や、乳幼児(食べる!?)、わんこ(食べる!)ねこ(しっこ)等にも注意が必要です。
(もみ殻は、発酵しにくいので、全面投入でも大丈夫です。)
これら生ものは、改良資材として土に投入しますが、
組み合わせて発酵させることで、肥料にもなります。
ご興味のある方はこちら→リンク(かなりマニアックです!)
"
植え付けの準備です!
土の最終調整です。
若干固い土でも、この最終調整で育つ土にします。
畝を立てます。
野菜によって、広い畝、狭い畝を使い分けます。
いくつもの株が定間隔に並ぶ葉物などは、広い畝です。(80㎝)
夏野菜など、一本ずつの株が定款角に並ぶものは狭い畝です。(40~60㎝)
畝立ての時、外側の土を山状に盛りますよね?その際、谷と山の高低差が25㎝程度あればいいと思います。
最初はシャベルで見よう見まねに作ってください。
(鍬でないとできないわけではありません)
まだ、土が硬い場合、植え付ける部位の土に、再度堆肥を混ぜましょう。
全面散布に比べ、かなり効果があると 思います。
狭い畝の中央をV字に堆肥たっぷりエリアにするとさらに効果的。
その他、準備できる方は、安価に揃う野菜にやさしい自然派資材はこちら→ロープライス土壌改良剤~身近な肥料
次回はついに植え付けです。